佐伯祐三アトリエ記念館の北側の土地が売りに出ていますね。
住所は下落合2丁目4番地。
ポスティングされていて知りました。
この土地って以前は何が建ってましたっけ?
あまり印象がないので、古いお屋敷だったのかなと思います。
そして、お屋敷が取り壊されると、いつもお決まりのミニ開発
11区画に分けて売るみたいですよ。
価格は4880万円~6080万円。
すでに1区画売約済み。
しかしな~。
会社名も会社住所も書いてなくて、「住まいのパートナーお客様窓口」って、フリーダイヤルだけ載っているチラシです。
下落合では、たぬきの森の開発差し止めの件もあったので、この地域はデベロッパーも警戒しているんでしょうね。
Googleマップで見ましたが、道が狭すぎてストリートビューがありませんでした。
Googleマップの航空写真がこちらです。
「佐伯祐三アトリエ記念館」とある場所の上の、ワイン色っぽい正方形の屋根のお宅ですね。
左下の黒っぽい屋根のお宅も、同一敷地内だったみたいで、これもあわせて取り壊されたのでしょう。
マンションが建つよりはマシだったのでしょうか。
しかし、この地域は道幅が狭すぎて消防車が入れず、火事で死者が出たこともありますね。
たぬきの森の開発中止騒動も、消防車が入れず危険という名目での差し止めだったはず。
今回の佐伯祐三アトリエ記念館北側の土地の宅地開発も、前面道路は消防車が入れない(それ以前にGoogleのストリートビュー撮影車すら入れない)道幅で、さらに旗竿地で多数区画に分けて分譲するわけですから、かなり危険ではあると思いますね。
でも、1区画4880万円~と、この土地にしてはお安いので、売れていくんでしょうね。
この地域らしい、由緒あるお屋敷が少しずつ消えていくのはさみしいですね。
木の多い庭がなくなると、タヌキの生息地も減っていくでしょうし。
ですけれど、私たち家族も、この地域では新参者で、マンションに住んでいます。
このマンションもきっと、以前はお屋敷だった場所に建っているわけですから、他のお屋敷が取り壊されることについて何かコメントできる立場にはありません。
タヌキがかわいいといっても、私たちはタヌキの生息地を守るために生きているわけでもないですしね。
なんだかモヤモヤしながらですがこの記事はここまで。