(6月10日実施 多読の会 菊池さんのお話)
前田です。
韓流の入り口が一つ広がりました。
ドラマ、映画、ミュージカル、K-POP…
に加えて韓国の小説も、韓流の入り口として、
完全に定着してきましたね。
韓国の小説を読みたいから、韓国語の勉強を
始めるという人がすでに登場してきています。
翻訳機・通訳機なども登場して、
旅行客などの利便性が高まってきていますが、
文芸翻訳こそは、人間のなせる技で、
絶対に機械では扱えない領域ですね。
先日6月10日の「多読の会」の菊池さんのお話は、
大変興味深かったです。
簡単な単語でも多くの訳語が考えられ、それの中から、
最適の一語を、選び抜く作業は
まさに訓練を受け、自己研鑽を重ねたプロにのみ
可能な作業ですね。
例 가다
行く 帰る 入る 出発する 歩く 至る 達する 及ぶ 赴く 出かける よぎる 向かう 足を向ける 進む 去る ・・・
ぱっと思いつくだけでこのようなものが出ていますが、
まだまだありそうですね。
さらに、菊池さんのお話であった、固有の文化にまつわる単語の訳し方
例 감밥
キムパプ おにぎり 海苔巻き 韓国風海苔巻き 巻きずし
翻訳の事例(韓国語を日本語に訳すとき)をたくさん蓄えて、「翻訳事
典」「翻訳ハンドブック」のようなものを作っていかなければなりません
ね。
我々、自身の勉強にも、また、これから翻訳の勉強を始める人のためにも、勉強の足跡をしっかり残していきたいものですね。