天敵から雛を守る父、アフリカレンカク! | フクロウ,インコ,ペンギンと遊ぶ掛川花鳥園ブログ
4月12日こんにちは、バードスタッフ石山です。
今日は、アフリカレンカクのヒナが、またまた生まれましたので、ご紹介したいと思います。
今回も卵は4個抱卵していましたが、無事に生まれたのが1羽のみでした。
本来は、アフリカの睡蓮地帯に住むアフリカレンカクの雛が成鳥になるまでの確率はなんと26%!。
その事からも成鳥になるまでは卵が4個生まれても、1羽か運がよければ2羽大人になれば良い方なんですね。
さて今回は、この1羽をお父さんレンカクが、愛情をこめて育てている様子をご覧ください!

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1羽のヒナをお父さんレンカクは大切そうにしていますね。
この花鳥園のスイレンプールは、自然界と違って、レンカクを襲う危険な生き物はいないとお思いかもしれませんが
お父さんレンカクは体を張ってヒナを守っているんです。
例えば・・・。

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テリムクたちは、レンカクたちのヒナが食べるごはんを、横取りをしようと集まってきて、レンカクのヒナがごはんを食べられない!
と言うこともあるんです。
そこは、お父さんレンカクの出番!ごはん目掛けてテリムクたちを追い払います。
警戒の甲高い声を出して羽を広げ勢いよく近づきます。テリムクたちはそれに驚いて一斉に飛び立ちます。
これでお父さんレンカクのおかげで、ヒナは安心してごはんを食べる事ができます。
そして、生後1週間位までは、体長6cm~10cmととても小さな体なんですが・・・。

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スイレンプールの水中に潜む魚たち「イズミダイ」も実は危険なんです!いつもお腹が空いている彼らは、
動く物を見ると食べてしまう勢いなんです。
大きいイズミダイは体長約30cmもあるため、その気になれば大きな口でレンカクの
ヒナも一飲みなんですね。
一見平和に見えるスイレンプールにもレンカクのヒナにとってみれば、危険な物が多く存在するんですです。

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そこで、お父さんレンカクは、雛を守るために考えたのが、翼の下にヒナを挟んで移動をする事なんですね。
その他にも羽の下は保温性がありとても温かく、ヒナにとって安心できる一番の場所でもあるんです。
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そんな温かなお父さんレンカクに見守られながら、日に日にヒナは成長しています。
スイレンプールゾーンを入って直ぐのプールに、レンカク親子はいますので
是非、足を止めて成長ぶりをご覧になって行って下さいね!



スタッフからのお知らせ!
4月12日(月) 15日(木)
上記の日はハクトウワシ・ハヤブサ・シロフクロウはショーをお休みします。
その他の日も鳥の状態やご機嫌、天候によりショーの内容が変更になる場合がございます。予めご了承ください。

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