おはようございます。昨年から始めた【データで見る】シリーズ。

2024年版開幕とさせていただきます。


今回は明日から対戦するドラゴンズ編です。


※私のデータで重視するのはOPS約8割や、WHIP.K/BBなどのセイバーメトリクスのデータであることを考慮して読んでいただけると嬉しいです。またデータは水曜のゲーム終了時点のものとなります。


【打撃編】

特にドラゴンズ打線の中で注意しておかなければいけないのは、三好大倫、中田翔、細川成也の3選手ですね。

【背番号30 三好大倫】

彼は今シーズン44打席、39打数11安打、打率.282、長打なし、塁打11、四球4、犠打1、出塁率((安打数+四球数+死球数)/(打数+四球数+死球数+犠飛数)).349、長打率(塁打数を打席数で割った値).282、OPS(=出塁率+長打率).631と数値的には高くないのですが、ランナーに出すと、2番田中が犠打やエンドランなどで掻き回してくることが考えられるため、彼を出さないことが重要となります。


【背番号6 中田翔】

彼は41打席、36打数10安打、打率.278、二塁打1、HR2、塁打17、四球2、死球1、犠飛2、出塁率.317、長打率.472、OPS.789とOPSの数値も高く、8打点叩き出しているので彼の前にランナーを出さない、「ソロホームランなら仕方ない」ぐらいの気持ちで戦ってほしいですね。


【背番号55 細川成也】

彼は、47打席、43打数10安打、打率.233、HR3、塁打19、四球4、出塁率.298、長打率.442、OPS740と出塁率より長打率が高いため、中田選手同様彼の前にランナーを貯めて長打を打たせないことが大量失点につながらないと思います。


【先発投手編】

【金曜先発予定 柳裕也】

彼は今シーズン2試合登板、1勝0敗、投球回12、自責点1、防御率0.75、被安打13、奪三振6、与四球1、奪三振率4.50、与四球率0.75、WHIP(四球+安打をイニング数で割った値で1イニングあたり何人のランナーを出すかの平均値(1.00以下ならエース級))1.17、K/BB(三振➗四球で出る数値で投手の制球力をみる数値(3.50以上ならコントロールがいいとされている))6.00ということで抜群の制球力で打たせて取るタイプの投手ですね。

この手のタイプの投手ですと、甘い球を見逃すことなく、しっかりミートしていくことが大切になると思います。


【土曜先発予定 涌井秀明】

彼は今シーズン2試合登板、1勝0敗投球回12回1/3、自責点0、防御率0.00、被安打13、奪三振6、四球0、奪三振率4.38、与四球率0.00、WHIP1.05、K/BB計測不可となっていて、彼も奪三振率が低くて四球を出さない、柳裕也投手と同じようなタイプの投手になりますから、攻略法は柳投手と同じと考えていいでしょう。


【日曜先発予定 ウンベルト・メヒア】

彼は今シーズン2試合登板、1勝1敗、投球回12、自責点4、防御率3.00、被安打8、奪三振9、四球2、奪三振率6.75、与四球率1.50、WHIP0.83、K/BB4.50と奪三振率が高く、制球力のあるタイプの投手ですね。

この投手に関しては、外国人投手特有のボールが手元で動く球を投げてくるので、、しっかり手元まで引きつけて好球必打していくことが大切になると思います。


この辺りのデータを参考にして現地やテレビで観戦されるとかなり違った野球の見方ができるのではないでしょうか。


今回は中日編をお伝えしました。

また次回をお楽しみに。