「〇〇さんの指導するところを見てみたかった」
そう言われました。
各ラダーの研修のレポート提出日が来ています。
その中でレポートの修正の指導を
スムーズにしてあげられないスタッフがいました。
そのスタッフは引用文献の理解が
どうやらできていない。
言葉を変え、コメントの仕方を変えても、
そもそもの文献の理解にたどり着かない。
迫りくる締め切り
ということで、もうしびれを切らして
レポートを形にする指導にシフトしました。
私としてはすごく納得のいかない場面。
でも師長さんは「見れてよかった」「先生だね」って
いう感想を持ってくれました。
その研修生にとって何がいいのか、
研修で達成されるべき目標はなんなのか。
今回はケースレポートだったので、
その研修生が患者さんとの関わりの中でこれ、というものが
表現できるといいなと思っていました。
なので、いつもなら
自分の感じたことはなにか、
それは今のレポートに表現できているか、
という部分から聞いていくのに。
今日は端折ってしまいました。
大事な大事なことなのにね。
しかもその納得のいかない場面を見られるっていう…
なので師長さんには
「悪いお手本です」
「だめなやりかたをしました」
と伝えました。
でね、どうしてそういう指導ができるようになったか聞かれたんですが、
私の基本は看護教員養成課程の看護研究論文にあると思っています。
全然だめな私の文章は
指導教授に叱咤叱咤されながら少しずつ磨かれていき、
ちょっとずつまともになった気がします。
(激励は最後にいただきました)
まだわかりにくい文章を書くこともあるし、
私自身修正されることも多いですが、
教員養成課程のその後に
教員として学生の文章を直してきたことで
少しずつ指導する力はついてきたのかなと思います。
…だけど、
締め切りに負けてしまった。
もっと指導できる語彙力がほしい。
今度は師長さんに
もっとまともな指導場面を見てほしいな