仕事中、仕事が早い人やテキパキ行動できる人をみて、

あんな風になれないとだめだ、とおもっていましたぼけー

 

だから患者さんがなにか言いたそう、とか

なにか納得していなそうと感じても、

説明後に形式的に質問の有無だけ確認して

それでいいことにしていたときがありました。

 

そして、もう仕事終わったよと言いながら

後から一人残って確認したりして。

 

そんな息苦しい働き方がいいとおもってたショック

 

 

 

先日の夜勤はバタバタで。

勤務はじめから入院があり、

その後もコンスタントに入院の連絡が来て。

 

状態が良くない患者さんもいて、

みんなそれなりに不安定だったのもあって

てんてこまいでした。

 

そしたら余裕のある他部署が応援に来てくれて。

なんとか乗り切ることができました。

 

 

うちの病棟3人で夜勤なんですが、

全員が入院の対応をしなければならない。

私以外の人は部署歴も長くて、

入院の記録とか対応とか

すべてにおいてテキパキしていて。

すごく速いんですね。

 

なので、パパっと終わらせて

(私にはパパっと感じた)

私のことを手伝ってくれました笑い泣き

 

 

その時におもったのが

「あんなにテキパキはできない」

「だから仕事で何かお返しをすることはできない」

ということでした。

 

私は自分の中に

「仕事でお世話になった分は仕事で返さなければならない」

という気持ちがあって。

 

だからその気持ちに則ると

「お世話になった人の仕事を手伝う」

ということがお返しになるのですが…

無理だなとおもってしまってイヒ

 

 

仕事終わりに

「ありがとうございます」

「仕事でお返ししたいけど、できなそうだから何度もお礼言います」

と宣言して、お礼を伝えましたアセアセ

 

 

 

仕事をテキパキとこなすことができない私を

ダメだとおもわなかったこと。

私にはテキパキこなす能力がないと

明確におもったこと。

 

自分の気持ちが明らかだったためか

できない自分を感じても

心はがっかりしてなくて。

 

じゃあ私ができることをしよう、と

前を向けた感じになりましたほっこり

 

 

若い頃の私だったら、

できるように努力しなよ、

できないのは努力が足りないからだ、って

自分も他人もバシバシ切り付けていたけど。

 

努力してもできないこと、

苦手なことは誰にでもあるから。

 

 

経験を重ねて

自分を縛る思考や〇〇するべきが

少なくなったから

他人にも自分にも優しくなれた気がします。

(まだ出てくることがあるあせる

 

真の優しさみたいな。

(若い頃は優しいって言われたくて)

(うわべの優しさを振りまいてた)

(結果他人の課題を奪ったり、失礼なことをしていたりした)

 

 

もう昔みたいな

息苦しい働き方にはならないとおもうけど、

自分の能力のなさを感じる機会は

これからもあるとおもうから。

 

その中でなにができるかを

考えられる頭をもっていたいなハート