今日は楽しいしあわせな飲み会でしたほっこり

私の地元のあるお店で飲んだのですが、

閉店までいると、
その店のご夫婦がいろいろお話をしてくれました。

それはそのお店のふたりの素敵な物語でした♡



お父さんとお母さんが出会ったのは、
私の地元から1時間くらいのある市。

そこで出会った2人は結婚し、
飲食店で働きました。

その当時のオーナーから
私の地元でお店をだすから働くよう言われ、
なにも縁のない私の地元に来たそうです。

バーを始めたとき、私の地元はまだまだ田舎で、バーは軌道に乗らなかった。

それでもそのまま続けようとするオーナーに別れを告げて、今の居酒屋のような形態のお店を始めたそうです。


そのまま私の地元に根付いて54年。


「冷凍食品は好きじゃないんだ」

「うちの店の料理は全部俺の手作りだよ」

「54年、やってきたんだ」


誇らしく話すお父さんは、
仕事中は暑いと言って、シャツとはらまきの
バカボンのパパスタイル。

ご夫婦ともに、私の地元には縁もゆかりもないのに、ここで働き、子育てをし、みんなに愛されてきましたねー


一人娘は結婚して海外に。
毎年夏に帰省するそうです。

娘の結婚式や仕事のこと、孫のことを、
まるで今見てきたかのように話すお父さん。

その横で微笑みながら、自分の気持ちを話すお母さん。


54年、愛されてきた意味がわかる気がしましたキラキラ



もう高齢のご夫婦。
元気で少しでもながく生きてほしい。

「54年だよ」と何度も言うお父さんに、

これからも元気で、美味しいご飯を食べさせてね、とお願いをして帰ってきました。




「54年も経てば、ここが地元だよ」

そう話すご夫婦は、とても素敵で輝いていました。

こういう魅力的な歳の重ねかたをしたい、そうおもいました。

素敵な姿を見せてくれてありがとう♡




帰りにお父さんから、棒アイスをもらいました。
外はマイナス4度。

寒い、寒いよ、お父さんゲラゲラ