いつも通勤で通る道の途中、本町どおりの南東角に営業していた「志な之亭」とかかれた料理屋がさいきん店を閉めてしまった。
繁盛する店だなという印象があったが、今は一階が片付けられている。
どこに経済効果があるのだ。
他でも「ええ、ここも?」と思うような店が閉鎖されているところを時々見る。
アベノミクスは恐らく大投資家と大企業が儲かるようにしか変化していない。
僕自身新人研修で協同組合の発生に関連して、アダムスミスという経済学者のことを紹介するが、「金を儲けることが何が悪いのだ」。果ては「金持が設ければ「神の手」が自然にまずしい人たちにも作用する」とか、今の言っていることとなんら変わらない考えがイギリスの資本主義勃興期に語られていた。
なにも成長していないのではないか。
むしろ国家の体制を戦前に逆もどりさせようとしているようだ。
それを見抜けず、マスコミのいうままに誘導されている人があまりにも多いことが嘆かわしい。
そんなことを志な之亭の姿をみて思ってしまった。
さて朝の通勤では、家を出ようとしたとき、突然雨が本降りになり、あわてて
レインウェアをあおる。
しかし皮肉なもので、そのまま走ると雨は止んできた。
あまりに暑くなってきて、途中で停止し、レインウェアを脱ぎ、慌ててデイパックにしまう。
その後も雨はパラパラ降っていたが、そのまま職場まで走り通す。
仕事は今日はやや楽になってきた。
しかしそれなりにこまかい事務が続く。
5時を過ぎるころ、今日はノー残業デーのため、急いで帰る支度をする。
そのころは外は真っ暗。
覚悟を決めて職場1階に。ただ雨はややおさまっていた。
走りつつ「もっと降ってくれてもいいんだよ」と空に語りかける。
そうするとそれなりに雨が降ってきた。
自転車は今日もビアンキなので、できるだけ用事して、スピードを落とす。
ほとんど遠距離スポーツ自転車は見ない。
ただ一人小径のロードハンドルの男性がレインウェアを着て走っていた。
今日は、帰りはコープにはやらない。
家に直行した。
ビアンキをすぐ洗い、やや右ブレーキレバーが内側に曲がっていたのでそれを直し、チェーンに油をさす。
こうしておくと自転車自体も痛まないし、チェーンも錆びない。
夕食は、冷凍イカを焼かず、そのまま煮た。汁は昨日の残りに水と味付けを足した。あとはダイコン、じゃがいも、しいたけを煮る。ゆでたまごも煮る。
まあおでん風イカ料理か?
今週末は長野に会議で出かけ、日曜その会議が終ってから京都を経由して、滋賀に向かう。それが今から楽しみだ。