かなり寒くなるとは聞いていた。
まあしかし昨日の一日中の雨の世界ではない。
ただまだみぞれ混じりの雨粒が落ちてくる。
「ええい。雪ならいいさ」
とそのままいつものウェアで実行あるのみ。
本当はビアンキロードに乗ろうと思っていたが、空気圧のやや不安があったので、やっぱりトレックで行くことにした。
体に感じる寒さはそう感じなかったが、手の指の痛さは徐々に感じてきた。
そんなときは無心に走るのみ。
まだ尼崎繁華街だったが、後ろから裕冶郎がやってきた。
この出会いの時間のタイミングはよくわからないが、とにかくまた会えた。
そのまま列車状態で走る。
前を先行するとやはり一緒に交差点を通過したり、左から入ろうとするクルマを交わすとき後ろを気にしながら走る。
そういった連携は一人では味わえない。
本町に到達し、別れを挨拶を交わす。
そんな折から雨がだんだん強くなってきた。
まあただ走るしかない。
とにかく職場までそのまま濡れて走った。
幸い御尻はそれほど水がしみていなかった。
まあ寒さもあと一週間かとポディテブに考えている。
仕事はそれなりに詰まっていた。
昼休みは喫茶キャビンで英語の練習とコーヒーを飲みながら本を読むのが習慣になっている。
午後は会議とともに過ぎていく。
夕方は5時半に職場を出る。
やはり寒い。
グローブは二重に履いていないと十分でないくらいだ。
夕食を悩みながらペダルを踏んでいたが、ふとそんなと鍋料理が閃いた。
それもなぜかトマト鍋が頭に映像として浮かび上がった。
コープ立花で適当に買い物し、家に帰って鍋に用意。
やや戸惑ったが、ストックしていたトマトジュースを鍋に入れた。
たいていはなんとかなるものだ。
鶏肉と白菜ともやしとジャガイモと混ざり合うと味はまざりあう。
何事も挑戦か?