淡路島一周に挑む しかし大きな忘れ物! | ビバ・ビアンキのブログ

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006  毎年ここ数年は、4月29日というと、琵琶湖一周などに挑戦してきたが、今回はもともと通勤仲間の忘年会で「一緒に淡路でツーリングやりたいね」という話が盛り上がっていたので、練習の意味も込めて、淡路一周単独決行を試みた。



 先週から家で気持をあたためてきた。ただし家にある淡路の地図、るるぶの本はかなり古いものしかない。



 まあそれはそれとしてその地図だけを携え、ただ今やIPHONEという強い味方が付け加わっている。



 現地スタート地点で最北端の岩屋までは、今や車で行くしかない。



 さっそく午前6時50分ごろトレックバイクを積み込んで、家を出発した。



 阪神高速湾岸線で明石をめざしたが、なんと左車線のみ以上に空いている。わけがわからず、前進すると、六甲アイランドに入ってしまった。一応アイランドに降りて、逆戻りする。



 しかし2度あることは3度あるというが、今度は同じ流れで、ポートアイランドに入ってしまった。



 もう今日は淡路一周は止めようかと弱気になる。



 しかし結果的に渋滞の中を、1時間半で淡路島、道の駅に着いた。



 ところで、明石大橋を渡ると気づいたのだが、ヘルメット・サングラス・グローブがない!!



 しかし気づいたのは後の祭り。橋は渡るしかない。



 一応スタートする計画の道の駅にクルマを止めた。



 ただここでは迷惑が起こっているのか「釣りと自転車のための駐車お断り」と看板が立っている。しかし結構さびれているのだが。



 行くしかない。



 一周という決意は萎えてきたというか、ヘルメットがないというのは日頃安全を最優先している自分としては致命的。



 それでコースを南の山場を外し、洲本から半島を横断し、慶野松原に向かうことにした。



 その洲本までは岩屋から40km弱だと思うが、以前来たときと逆で強い風だ。



003  洲本では祭りの最中らしい。



 やぐらを引っ張る地元の人たちに遭遇。



 ちょっとサプライズだった。



 



 とりあえず洲本の市街地に入り、大浜公園に入った。



 8時半出発して、10時に到着した。



 途中親子三人ロードバイクで走る家族発見。挨拶して先を走った。



 今度はどうもホビーレーサーらしき男性。動きが変なので、抜き去ったがしばらくして強引に抜きかえしてきた。 しかししばらく走ると、またスピードが落ちるので、追いつき追い抜いた。どうも一定のスピードで走れないらしい。



 そのあと後ろに接近しながらついてきていたようだが、そのうち離れていった。



 てなあけでちょっと負荷をかけて走っていた。



 大浜公園で007 休憩中持ってきたバナナ1本を食べ、15分ほど休憩して、



地図で確認にしながら、国道28号を走る。



 高速道路と平行に進み道路だ。



 それまでは潮の匂いがただよっていたが、この道ぞいには 、玉ねぎと牛の匂いがただよう。



 淡路に来たということを実感する。



 川沿い結構1時間ほど走ったか。



013  慶野松原が見えてきた。



 ここは懐かしいところだ。長男が4歳ぐらいのときに民宿に泊まり、2男、3男が赤ちゃんでちょうど熱を出してしまったため、長男とここの砂浜に来て、花火を楽しんだ。



 また、まだ自転車ツーリング初心者のころ、この淡路に1泊のつもりで小型テンドを自転車に乗せて、ここで宿泊したこともある。それもまた新鮮だった。



 ここの浜辺のこの時期だれもいないが、入ることはできる。脱衣場の建物の前のベンチで昼食にした。



 ただし家で握ってきたおのぎり2つとコンビニで買ったカレー味おにぎりのみ。



 妻にこの景色をメールしようと思ったが、圏外だったのでダメだった。



 15分ほどの休憩で、先を進む。



 残り後半40kmぐらい。



 しかし今回は向かい風ではない。015



 五色浜、郡家、都志などなど。



 何回か来たことのある地域がどんどん過ぎていく。適当にアップダウンは続くが、ダンシングでこなす。



 その方がおしりの痛さはない。 



 途中ちょっと飽きてきて、腰をあげたり、郵便局前で瞬間とまったり、地図をみたり気分を変える。



 江崎だったか。走っていると前方の景色に対岸の明石の街がボやっと見えてきた。



 俄然モチベーションは上がる。しかし変に気負って力以上に加速すると後がつらい。



 できるだけ7分目の力で進む。



 そのうちに見る見る対岸が見えてくる。



 どこかの町で見た時計が2時を過ぎていて、「ええ、もうそんな時間か。結構後半時間かかっているのかな?」と思ったが、とにかく先を進む。 



 途中対抗車線に、ロードバイクの人、ボーイスカートの自転車集団など出会ったが、手で合図するとみんな頭をさげたり、手を出したりで返してくれた。



 ただぼくはヘルメットもかぶらず、髪をくくって走っているのが、変に写っていたかもしれない。 



 「すみません。ヘルメット忘れちゃて」と言いたいところだ。



 どんどん対岸が迫ってくる。そのうち明石大橋が見えてきた。



 がぜん足が加速してきた。32km/hぐらいで走っていた。



 疲れはない。



 スタートした道の駅の表札が見えてきた。



 その前に探していた松帆の郷(温泉)表示意を発見。



 とりあえず道の駅に。まだ駐車場には空きがいっぱいある。



 係員が何人かいて、なんか言われそうな雰囲気だが、それとなく車に自転車を乗せ、すぐその場を後にする。ここで自転車を持ち上げて、祝杯の写真を取ろうと思ったが、それは辞めた。



 そのまま松帆の湯へ。



 016_2それはかなり高台のところに有った。イメージではかなり新しく、客で混雑しているかと思ったが、空いているし、結構建物も年数が経っている感じだ。



 というのは、着替えのロッカーが古い感じだ。



 それでも高台にあるので、明石大橋がきれいに見える。



 シチュエーションはいい。



 映画「阪急電車」で登場した怪獣オバゴンというか、そんな人が明石大橋をバックに「早く早く」とかなんとか言って写真を撮っていた。



 とにかく淡路島自転車サイクリングは完了した。 019



 走行時間丁度5時間(休憩含む)、距離は120kmぐらいか。



 トレックを今年買って初めてのツーリングだが、なにも問題はない。



 道路でときどき現われる登りはダンシングで楽に乗り切った。



 だから後半おしりが痛くなる以外、疲れはほとんどない。



 手のひらもグローブなしだったが、なんとか乗り切った。



 ただサングラスをつけていない場合、道路の光の反射が結構つらい。



 サングラスは埃対応もあるが、光から目を守る役割があることを再認識した。



 次回は完全武装で、150kmを完走できる自信はある。



 阪神自通仲間のみんな秋には行こうぜ!