例年行事になっている地域流れ星少年団父母会の山初歩きを今日することになった。
しかし残念ながら参加は自分を入れて5人だった。まあ用意してきたコーヒー用のお湯は足りて余りある。
午前9時過ぎ、阪急武庫之荘から西へ。三宮を過ぎ、新開地から神鉄で鈴蘭台へ。
菊水山からここから裏道を登っていく。まあ初心者用シングルロードだ。
ただ途中合流する工事用道路は、雪とそれが凍結した路面になっている。
途中シングルロードの階段もずいぶん凍っていたりする。
まあしかし今日は当初予定していたより天気がよいのがなによりだ。
風もない。
このルートは「菊水山登山の会」があって、途中の休憩場に案内がたくさん張ってあった。
ここで完結してしまいそうになる。
気を取り直して山頂をめざす。
まあそれでも鈴蘭台から約1時間で山頂到着だ。
自転車は今通勤オンリー状態だが、5年ほど前までは、六甲のあらゆるルートを歩き、また北摂も含め、かなりのルートをマウンテンで登り、担ぎ、ダウンヒルを楽しんできた。
そこで怪我はほとんどないが、今となっては、一人でのマウンテンはやめている。
それで地域では、もっっぱらいかに中高年普通の人種でも歩けるコースを案内している。 しかもほとんどガイド本には載っていないところを行くのを自負している。
今回も普通六甲縦走では、西から進んで、表から菊水山を登攀するものだが、僕らは裏から上がり、その急坂を下る。
ところで今回山頂に着き、下界を眺めると、とりわけ眺めがくっきり360度見渡せて、感激だ。
関西空港もよく見える。明石大橋、淡路島から四国まで見渡せる。
急坂を降りたところから縦走コースを東に外れ、烏原貯水池というところの河原に行く。
もう10回以上来たかもしれない。
なぜこのルートにしたかというと理由があって、われわれのトレッキングでは必ず最後に温泉に入るという暗黙の約束があるのだ。
それで、ここ道の先には、神戸、平野のいう地域があり、湊山温泉という平安時代から続く知る人ぞ知る温泉があるのだ。
さてこの烏原貯水池西端の河原では、豚汁を作り、たき火をする。
六甲でたき火ができるのはここぐらいだろう。
以前ここへ来たとき、近くで大量の印刷物を焼いている夫婦と遭遇したことがある。どうも証拠隠滅に見えた。
まあそれぐらいここでは、いろんな団体がたき火しているようだ。
豚じるをみんな3杯食べ、満腹で、貯水池を半周し、平野に下り、湊山温泉に到着。
ここは裏手の有馬とちがい、客もそこそこでゆったりしている。
これで全コース終了した。風呂から上がっての生ビールがうまい。
帰りは神戸市バスでトアロードから三宮へ。三宮の駅前では今年も怪しいキリスト教をなのる団体が示威行動をしていた。駅のまわりは正月3日目で人だらけだ。
三宮から各駅停車で武庫之荘へ。今日の行事は終了した。