映画「RAILWEYS レイルウェイズ」を見た!  | ビバ・ビアンキのブログ

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001  今日の土曜日はひさびさに休みを取れる日だが、ちょっと前からビラをもらっていた「いきいきシルバーサロン」の映画「RAILWAYS」を見に行こうと決めていた。



 むしろ楽しみにしていたのだ。



 なんと言っても僕は映画が好きだ。どれくらい好きからいっても、人並みとしかいいようがない。



 それに最近自覚してきたが、鉄道に対する興味も日増しに増してきた。



 それにちょうどいいと思えた映画が今日の映画だと思った。



 開場は、やがて来年取り壊しになろうと計画されている「尼崎労働福祉会館」。



 もともと歴史的魅力もないように思える建物だが、それでも労働者のための施設として、かつて労働者の街として彩られていた尼崎ならでわの施設だろう。



 しかし老朽化もあり、修復には7000万円かかるということで、市は取り壊す方針らしい。



 しかし自主上映の映画会などにとっては映写施設もあるし、低料金で利用できる施設だから壊してしまうのは短絡的な考えだろう。



 さて映画は、はっきりいって感動した。



 仕事人間な人生を進んでいた主人公が会社の合理化方針を推進する企画室にいて、工場をリストラしたり、その工場長で彼の同僚が、交通事故で死亡するという現実に、ふと人生を振り返り、自分はかつて鉄道マニアで、地元の一畑鉄道の運転手になるのが夢だたことを思い出した。



 たまたまその運転手募集がおこなられているのを見て、とうとう50才を目の前にそれに応募し、採002用される。



 この映画を見て強く思ったのは、何事も本当に好きなことを自分のライフワークにすることほど強いものはないということだった。



 主人公はそのことを結婚し、50才近くになるまで気づかなかったのだが、気づきにはやい、遅いはないと中のセリフで話していた。



 また一畑鉄道は、鳥取の宍道湖近くで営業している路線だが、走る車両のユニークさと走るまわりの景色のよさを監督はみごとに撮影している。 



 元気をもらえる映画だった。



 期待とイメージをもって見た映画の中でそのとおりに思えた映画もそんなに多くない。



 この映画は中井貴一の演技も新境地を見たようなところもあり、満足感をもてた。



 この会館は実際空調が壊れているということだが、たしかに暖房は弱く、椅子もかたい木の作りだから、年配の人にはつらい。



 しかし阪神尼崎から近い距離にあり、五号橋線という大きな道路に面したところにあるのだから、できれば新しい会館を作ってもいいのではないかと思う。



 家から会館まで妻と自転車で行ったが、午後4過ぎの帰りはまちがいなく寒かった。