大谷句佛筆の画賛軸:「蛙なく 山家の茶事や 春の雨」 | 「洋ちゃん」のひとりごと

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今朝、

床の間に、

明治~大正~昭和時代(戦前)にかけての著名な浄土真宗の僧で俳人でもある

大谷句佛筆の画賛軸

を掛け楽しむ。

 

☟賛の句の詠み

「蛙なく 山家の茶事や 春の雨」

 

この句は、

下にスキャンした「句佛句集」に、

大正十四年に詠んだ句として記載されています。

 

左の本、

 発行 ;昭和三十四年四月一日

 発行所;読売新聞社

この本の、

196ページに記載されている句です。

 

 

 

 

 

👇

                 👆賛の部分拡大    👆落款

👇図の部分拡大

 

大谷句佛の略歴(東本願寺23世)

浄土真宗の僧・俳人。東本願寺世。

・京都生。昭和18年(1943)寂、68才。

・二十二世光瑩(現如上人)の次男。

・諱は光演、彰如上人、句仏は俳号。

・絵画は幸野楳嶺・竹内栖鳳、俳句は河東碧梧桐に就く。  

・著書も多い。