12月の満月…昨日(8日):井上士朗の句「よい月が 出やうとするぞ 秋の暮」 | 「洋ちゃん」のひとりごと

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昨日(8日)は、

満月…アメリカの農事暦で「コールドムーン」とも呼ばれています。

 

特に、

今回の満月は、

火星が「衝(しょう)」となり、ひと際明るい火星に、満月を迎えた月が接近。

 

付記)

「衝」とは地球から見て太陽とちょうど反対側になる瞬間のこと。

 

私「洋ちゃん」

暗くなる時間帯から数回、鑑賞

夜空に、綺麗に輝いていました。

↓デジカメ…P.M.8:30頃

早朝散歩の途中に新出来公園にて、

西の空に満丸の月をデジカメ…A.M.6:30頃

(付記)

満月(英語:full moon)とは…Wikipediaより

月と太陽の黄経差が180度となること、あるいはその瞬間。

 

 

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早朝散歩から帰宅後、

江戸時代後期の俳人で「尾張名古屋は士朗(城)で持つ」と言われた、

井上士朗の俳句

「よい月が 出やうとするぞ 秋の暮」

と記された作品を楽しむ…。

                      

士朗の著名な句で書物・展覧会等で度々取り上げられています。

古い短冊のためキズが多々あり老朽化していますが私の大切な収集品です。

 

枇杷園句集  

     秋 巻之三

 に記載されている句です。 

この句は士朗の居宅(現在の泉二丁目付近)東窓から「猿投山の新月が望まれ」、

東窓から‘望月山”を詠んだ句とされています。

☟私、所有の書軸

この箱にて保管

 

☟連句で詠んだ句です。

🔶詠み

 「よい月が 出やうとするぞ 秋の暮」

 ☟私の読みです誤読かも???

 「蓮のかわ 人もあるかぬ 苔の庭」

 「このもしき 庵や桜に さひかへり

 

☟短冊です。

(付記)

士朗の研究書に同じ句が載っていました

「洋ちゃん」のひとりごと

 

井上士朗の俳句(冬の夜は~~~)

 

(22,359歩)