今朝は、大降りの雨、
日課としている早朝散歩は取り止め、
ブログを書いています。
先日、
東区徳川二丁目17-26にあります、
名刹 松林山関貞寺に赴きデジカメしてきました。
松林山関貞寺について…ひがし見聞録より
・寛永7年(1630年)創建。
・曹洞宗
・名古屋台地の北端に位置し北方の眺めがよく「尾張名陽図会」では名古屋三景の
一つとされています。
・江戸末期の名古屋城図によればこの辺は大曽根坂上町と記載がある。
・この周辺にあった坂を大曽根坂といった。
・その立地から尾張・美濃・越前・加賀・近江・三河・信州の七州が見渡せたと
いわれ、伊藤博文筆による七州閣の額が書院に掲げられている。
デジカメ
☟本堂左前にて
(追記 1)
今は、建物に隔てられ何も見ることはできないが、
明治の終わり頃までは美濃、越前、加賀、近江、三河、信濃、尾張北部の七州が
一眸に収められたので、関貞寺の書院は七州閣と称せられていた。
(追記 2)
名古屋三景とは、
沢の観音(妙安寺…熱田区)、不二見原…中区、関貞寺
(追記 3)
明治二十八年(一八九五)、伊藤博文は桂太郎と共に関貞寺を訪れ、
七州閣からの眺望を楽しんだ。求められて額に「松声禅榻」と書き、
七言絶句をしたためた。
七州風景落眉間 前古英雄呼不還
欲起猿郎聞得失 皇威今已及台湾
(追記 4)
私所有の「尾張名陽図絵」よりスキャン
(特記)
松林山 関貞寺として
にタイトル「江戸時代の名古屋三景」