蝮ヶ池…千種区池下 | 「洋ちゃん」のひとりごと

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先日、

午前の散歩で

千種区池下にあります「蝮ヶ池」を訪ねました。

 

↓場所…赤矢印

蝮ヶ池の命名について

現在は地下鉄池下駅と旧厚生年金会館(現 高層マンション)に占められ池の面影はなし。

万治年間(1658~1680)この池を開拓した人達によって築造された池と伝わる。

 このあたりは水の乏しい台地で、その大部分は山林原野であった)

当時、この池に夏になると「蝮」が群がっていたので、その名がつけられたといわれる。

また、

末盛の真西にあたるので眞西が池がなまって其の名が起きたともいわれている。

 

蝮ヶ池龍神と弁天社について

地下鉄池下駅から東方にかけて蝮ヶ池という名の大池があり。 

・蝮ヶ池は、大正十年に埋立てられ、その池の底であった一画に、

 工事責任者の方が、水の神である龍神様(池主大神)を祀り、

 併せ水に縁のある弁天社(市杵島姫命)が合祀された。

・龍神と弁天は水の神です。

 

蝮ヶ池は大正10年に埋め立てられ、

・昭和3年に愛知淑徳高女、

・昭和6年に市電の池下車庫が建てられたが、

・現在は地下鉄池下駅、厚生年金会館(取り壊されています)が建ち池の面影はなし。

 

デジカメ…東からの強い光線を浴びています。

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↓2021年6月6日付け中日新聞・朝刊よりスキャン

(付記)

千種区池下の町名の由来は…千種区史より引用

大正時代までは蝮ヶ池の池底だったため付いた地名。

(追記)

蝮ヶ池について

蝮ヶ池八幡宮、蝮ヶ池龍神・弁天社、素戔嗚社に参拝

千種区池下の町名の由来 ・ 蝮ヶ池