地下鉄・東山線に‘池下駅”があります。
千種区‘池下”の町名の由来について調べました。
千種区史によると
「大正時代までは蝮ヶ池の池底だったため、付いた地名」との由。
『蝮ヶ池』についてです。
私所有の古地図(明治24年)に表示されています。
蝮ヶ池は,
万治年間(1658~1680)に、開拓民達によって築造された池と伝えらえれている。
(このあたりは水の乏しい台地で、その大部分は山林原野であった)
当時、この池に夏ともなると、蝮がかなり群がっいたのでその名がつけられたと言われている。
又、
末盛の真西にあたるので、「眞西が池」がなまって、其の名が起きたともいわれている。
蝮ヶ池は
大正10年に埋め立てられ、
昭和3年に愛知淑徳高女、
昭和6年に市電の池下車庫が建てられたが、
現在は地下鉄池下駅、厚生年金会館(取り壊されています)が建ち池の面影はなし。