私「洋ちゃん」、名古屋市緑区内にある
名古屋市教育委員会設置の名勝標札巡りをしています。
その一環で、
先日、
「鷲津砦」の名勝標札をデジカメ。
設置場所 緑区大高町鷲津山
↓名古屋市教育委員会設置の名勝標札…№16
↓緑区史跡散策路より引用
永禄2年(1559)に信長が大高城の北東700mの丘陵上に、丸根砦とともに築城。
永禄3年の桶狭間合戦のとき、今川勢に攻められ、砦を守っていた飯尾定宗ら大半の兵士が討死した。
現在は公園にもなっており碑石が建っている。(昭和13年国指定文化財)
大高駅北200メートルの地点にあり、永禄2年(1559年)織田信長が今川氏に対抗するために丸根砦とともに築いた砦であり、大高城と丸根砦との三角形の位置にある。標高35メートル、東西40メートル、南北六69メートルの広さである。
桶狭間の戦いの時、飯尾定宗、その子信宗、織田信平ら、500余人が今川勢の朝比奈泰朝ら2,000余人の軍勢に攻め立てられて大半が討死している。南北朝時代(1331年から1392年)尾張の守護土岐頼康の一族に鷲津殿、島田殿、萱津殿と称した家があり、鷲津殿のいた所はこの鷲津山であった。
土岐氏の老臣花井・富田の二氏が尾張に来て守護代を勤め花井氏が鷲津方、富田氏が富田方 (現東海市富木島町=富田村+木庭村+姫島村)を支配し、土岐氏との関係から離れて独立すると両者はこの地で抗争を続け、大高は花井氏が支配した。
昭和13年に国の指定史跡となった。
↓尾張名所図会より
デジカメ
↓史蹟 鷲津砦址の石碑
(特記)
緑区内にある名勝標札巡りについて
「丸根砦」の名勝標札…緑区大高町丸根(緑区名勝標札 №15)」
「鳴海城跡」の名勝標札…緑区鳴海町城(緑区名勝標札 №14)」
「大高城跡」の名勝標札…緑区大高町城山(緑区名勝標札 №13)」
「長福寺」の名勝標札…緑区有松町桶狭間字寺前24(緑区名勝標札 №12)」
「氷上姉子神社」の名勝標札…緑区大高町火上山1-3(緑区名勝標札 №11)」
「有松絞」の名勝標札…緑区有松町有松字橋東南(有松会館)(緑区名勝標札 №10)」
「鳴海絞」の名勝標札…緑区鳴海町向田95番地先(緑区名勝標札 №9)」
「芭蕉最古の供養塔」の名勝標札…緑区鳴海町根古屋16(誓願寺前歩道上)(緑区名勝標札 №8)
「瑞泉寺」の名勝標札…緑区鳴海町字相原町4(緑区名勝標札 №7)
「平部町常夜灯」の名勝標札…緑区鳴海町平部2(緑区名勝標札 №6)
「戦評の松」の名勝標札…緑区有松町桶狭間字寺前(緑区名勝標札 №5)
「桶狭間古戦場」の名勝標札…緑区有松町桶狭間北3-1101(緑区名勝標札 №4)
「丹下砦跡」の名勝標札…緑区鳴海町清水寺40(緑区名勝標札 №3)
「鉾ノ木貝塚」の名勝標札…緑区鳴海町鉾ノ木(緑区名勝標札 №2)
「雷(いかり)貝塚」の名勝標札…緑区鳴海町矢切50(緑区名勝標札 №1)