今朝、床の間に、
江戸中期~後期頃の、
尾張の俳人、横井也有の画賛軸を掛け、
詠みに奮闘~…。
相当以前に入手しました。
時代による消耗(折れ、皺(皺)等)が大きくボロボロ状態ですが大切に仕舞っています。
本物の也有作品と思っていますが、
実は、
詠みが分からず(出来ず)悩んでいる作品です。
午前中、
かな辞書・古語辞書等で調べながら挑戦するも、
納得する詠みは出来ず……。
読み方をお教え下さい。
お願い致します。
私の詠み…誤読???
啼止て(なきやめて・なきとめて)
??
月待
?
かふ(顔)の
かは(わ)つかな
(付記…辞書より)
「月待つ」とは
月の3日、13日、17日、23日、26日などの夜、
月の出を待って供物を供え、酒宴・歌舞して月を賞すること。
(参考)
季節…晩春
季題…かはず。かわず。
繁殖期の雄が鳴いて雌をさそう。
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横井也有の略史
(追記)
横井也有出生地
中区三の丸一丁目8(愛知県図書館の前)にある名勝標札
横井也有宅跡
中区丸の内二丁目、那古野神社の西にあります。
(特記)
この作品について
横井也有筆画賛:「啼止て 月待かお(??)の かは(わ)つかな」…横井也有シリーズ№13