「蛙」の俳句 | 「洋ちゃん」のひとりごと

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今日

‘名古屋市博物館だより”を受領してきました。

年4回発行で博物館の催し案内が記されている機関紙です。

私「洋ちゃん」は、

この‘だより”を平成16年頃の発行分からずっと収集しています。

 

今日、

受領した‘たより”に、

9月29日からの催し『松尾芭蕉展』の案内記事がありました。

 

その部分を抜粋。

『芭蕉』展では‘蛙”の俳諧の作品を諸所で紹介されるとの事です。

① 松尾芭蕉の句… 古池や 蛙飛び込む 水の音

② 与謝蕪村の句… 古池の 蛙老けゆく 落葉哉

③ 小林一茶の句… やせ蛙 まけるな一茶 是に有

④ 横井也有の句… 蛙さへ 晴呼ぶ顔や さ月雨


古典、俳句(俳諧)を詠むのが大好きな私です。

今から、この展覧会を楽しみにしています!!


(付記)

④の也有の‘蛙の句"についてでが、

実は、

私「洋ちゃん」は、

也有の‘蛙の句”のマクリ状態の作品を保有しています。

④の図画とよく似た‘蛙”が描かれています。
 新たな発見をした気持ちで、

  ウレシクテ、ウレシクテ~~~!!

        ①                ②          
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        ③                         ④     
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私の収集する也有の‘蛙の句”です。

横井也有の‘啼止て~~かはずかな”の画讃です。

                    (私の収集品です)

老朽化しボロボロの状態ですが大切な収集品です。

表装全体は修理不能ですか画讃の部分は絹本でしっかりしています。

マクリの作品として保存しています。(マクリ…めくり上げること)


句の詠み(私の詠みです、誤読でしたらお教え下さい)

啼止て(なきやめて)

   月待かふ(ほ)の

       かは(わ)つかな

月待つ=月の3日、13日、17日、23日、26日などの夜、

    月の出を待って供物を供え、酒宴・歌舞して月を賞すること。

(参考)

季節…晩春

季題…かはず。かわず。

   繁殖期の雄が鳴いて雌をさそう。