横井也有筆の懐紙(書軸)「門(かど)に見る 松やむかしの 友ふたり」 | 「洋ちゃん」のひとりごと

「洋ちゃん」のひとりごと

 人生いろいろ楽しもう

寒さ厳しい日々が続いており、

日課の早朝散歩も、早く終えています。

今朝、

帰宅後、床の間に、

江戸時代中~後期、尾張藩の俳人・横井也有の作品を掛けました…私の収集品です。

 

この句は、

1月の作品として有名で、いろいろな場所でも見かけています…博物館等

紹介させて頂きます。

 

詠み

(かど)に見る 松やむかしの 友ふたり

🔶歌は

 「世をのがれたる前津の庵に老の春をむかへて門に見る松やむかしの友ふたり」

★也有全集蘿葉集」三編・春部 1045に記されている句です。

↓拡大

↓この箱に仕舞っています

 

横井也有の略史等

名は時般、字は伯懐、通称は孫左衛門、別号に半帰庵・暮水・知雨亭・蘿隠等。

 「洋ちゃん」のひとりごと

↓横井也有出生地

中区三の丸一丁目8(愛知県図書館の前)にある名勝標札
 

↓横井也有宅跡

中区丸の内二丁目、那古野神社の西にあります。

 「洋ちゃん」のひとりごと

↓蘿塚(らづか)

 長栄寺の境内にあります(中区橘1丁目、中生涯生活センター南)

↓横井也有隠棲之跡

・中区上前津交差点南、大津通西側舗道に石碑があります。

宝暦4年(1754年 )53歳にして病を理由に隠居した後は

 前津の草庵・知雨亭に移り住み、天明3年(1783年)に82歳で没するまで、

  俳文、漢詩 和歌狂歌茶道などに親しむ風流人として暮らした。