先日(2019.11.2)
名古屋市博物館2Fフリールで開催の
「大口周魚とその周辺」を鑑賞…。
私「洋ちゃん」
大口周魚筆大口の作品、数点所持しています。
また、某市の記念館にも以前、数点寄贈させていただいています。
大口周魚(鯛二(たいじ)):1864―1920)は、
名古屋出身の歌人・日本書道史研究者です。
周魚は祖父の端山(たんざん)から和歌や書の手ほどきを受け歌人を志すようになる。
上京すると、御歌所へ入所し、歌人として精力的に活動する。
また研究にも取り組み『西本願寺本三十六人家集』の発見や書法雑誌『書苑』(しょえん)の編纂など、日本書道史・国文学研究の発展に寄与する成果を挙げている。
周魚は、上京後も常に、同郷の歌人、阪正臣や青木穠)らと交友を深めながら 和歌の教育や普及に力を注ぐ。
また、周魚の弟子で、国文学者・書家として活躍した尾上柴舟の書風形成に大きな影響を与えている。
デジカメ
↓和漢朗詠集断簡「太田切」臨写(わかんろうえいしゅうだんかん「おおたぎれ」りんしゃ)
大口周魚筆 大正7年(1918)