井上士朗の句(画賛)「暁の 鵜舟に残る けふりかな」…井上士朗シリーズ№46 | 「洋ちゃん」のひとりごと

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江戸期後期、尾張の俳人,で尾張名古屋は士朗(城)とも呼ばれた

井上士朗の作品をシリーズとして紹介させて頂いています。

 

時代による消耗(折れ、皺等)が大きい作品ばかりですが大切に仕舞っています。

(官庁の資料館・大学等への寄贈を望んでいる作品です。ご連絡お待ちしております)

 

井上士朗シリーズ…№46

(注)詠みは誤読しているかもしれません。

   正しい詠みを教えてください。

   よろしくお願いします。

士朗の句は分かり易くユーモアもあり大好きです。

詠み

暁の 鵜舟に残る けふりかな

  

句意

鵜飼の漁が終わり、舟のへさきのかがり火も消えて、闇の中に鵜の鳴き声だけが聞こえる。

※花やかな鵜飼のあとに訪れる哀感を詠んだ句。

 

 

                                     ☝句の部分を拡大

☟拡大  落款          士朗の自画像

井上士朗の略史

井上士朗の俳句(冬の夜は~~~)

 

(特記)

井上士朗シリーズについては、

右端テーマの項目

井上士朗(尾張・俳人)の関係 ( 90 )」をご覧ください。