先日から、床の間に、
幕末の南画家、日根対山筆の水墨・画讃軸「春江静釣山水図」、
を掛けています。
紙本、肉筆、内寸法125.5×55.の大ぶりの軸です。
明治元年2月の作品と推量~~晩年の作??。
※賛に記載あり…戌辰1868年(明治元年)如月2月
古い書画のため、折れ皺等ががありますが私は苦になりません。
床の間の前で正座してじっと、
軸を眺めていますと「のんびり・ゆったり」とした気分に!!。
静寂な川の流れのなか、
一人のんびり釣を楽しむ…うらやましい、いいなぁ!!
↓漢詩の部分詠み(右上)
春江静釣 戌辰如月
写千対山楼上 日小年
↓書軸に記載あり…「春江静釣図 」と書かれています。
日根対山について
(追記)
文化10年(1813)~明治2年(1869)
名は盛長。字は小年。別号に茅海。
はじめ狩野派の桃田栄雲に師事し、後に京都に出て貫名海屋に学ぶ。
文人画山水を得意とする。
江戸後期を代表する南画家です。
(16,869歩)