伊勢門水の作品(その19)…「鶴亀」画賛 | 「洋ちゃん」のひとりごと

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伊勢門水の作品をシリーズとしてボツボツ紹介させて頂いています。

★先日、新たに入手た作品です。

 

その19.

伊勢門水筆 :「鶴亀」画賛

  

能「鶴亀」

天下泰平、国家の長久を祈念し、祝福するという、おめでたい内容。

 

あらすじ…ネットより引用

・舞台は古代の中国。

・月宮殿(月世界の宮殿になぞらえた帝の宮殿)で初春の節会が執り行われることになりました。

・官人(アイ)の先触れがあると、多くの臣下(ワキ・ワキツレ)が拝賀するなか帝(シテ)

 玉座につきます。

・神仙が住む蓬莱山に例えられる豪奢な宮殿のなか、毎年の嘉例によって鶴と亀(ともに子方)は

 帝が長寿であり、その治世が栄え続けることを言祝ぎながら舞を舞い、皇帝自らも舞楽を奏して

 平和を祝すのでした。 

↓ 図の部分拡大

↓ 賛の部分拡大           👇参考

 

↓ この箱に入れて保管

(特記)

伊勢門水について

設置場所…中区栄三丁目21-27

   (中京書家画人考より)

 ↓資料より

・明治・大正期の名古屋の商人。

・本名は水野宇右衛門。

・芸名は屋号の「伊勢屋」にちなみ、さらに本名を「水の上の門」と洒落て「門水」と号した。

・飄逸な画風で、狂言や能を題材とした絵を描き、一世を風靡した。

・書にも秀で、自ら狂言を演じるなど多才な人物として知られている。

 

(付記)

テーマ「伊勢門水(尾張・画家)関...(23)」に伊勢門水のブログをまとめてあります。

こちらも是非ご覧ください。