三菱東京UFJ銀行 貨幣資料館で「広重の冨士三十六景の世界」を再度鑑賞 | 「洋ちゃん」のひとりごと

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一昨日(20日)、東区赤塚町にあります

三菱UFJ銀行 貨幣資料館を訪ねました。

↓ 現在、開催中のパンフレットをスキャン

 

 

実は、先月21日にも訪ね同展を鑑賞してきました。

赴いて約一ヶ月程経過しましたが、会期も迫り(29日まで)再鑑賞したく再訪。

 

同時開催で「葛飾北斎の冨嶽三十六景」のうち十一点の作品の展示もあり。

美しい色彩で描かれた、四季折々の

「広重の冨士三十六景」の冨士山と北斎作品の冨士山の容姿を感動しながら鑑賞…。

 

パンフレットの一部をスキャン

(付記)

2019年8月24日にタイトル、

三菱UFJ銀行 貨幣資料館(その52)…歌川広重=安藤広重の版画の展示コーナー

としてブログしました。

こちらと、併せて是非ご覧下さい。

 

☟ウェーブより

鑑賞した「葛飾北斎」の作品4点。

◎江戸日本橋

画面手前に日本橋を描き、奥に一石橋、その上に江戸城、そして左前方に富士を描く。

欄干には擬宝珠。

◎神奈川沖浪裏

巨大な波が舟を飲み込まんばかりに襲い掛かる。

荒れ狂う波の先には富士が鎮座しています。

動と静、近と遠の鮮明な対比…。

◎凱風快晴

凱風とは、南風。雄大な富士の山容とたなびくイワシ雲。

赤富士…。

◎尾州不二見原

大樽の輪の中に小さな三角形の富士が。
樽職人は富士に背を樽づくり。
不二見原は現在の名古屋市中区富士見町のあたりです。

視界を阻まれて実際には富士は見えません。

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(特記)

先日、頂いた絵葉書をスキャン

歌川広重

↓31 甲斐大月の原

真正面に冨士を描き、手前には秋の草花。

「遠」と「近」の大小を対比的に描く。

秋のもの寂しさを感じさせる…。

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▲先回、頂いた絵葉書

↓10 東都目黒夕日ヶ岡 

 目黒川の断崖のようなきつい斜面から富士山を描く