江戸後期の俳人 井上士朗の「サクラ」を詠んだ書軸2本を鑑賞。 | 「洋ちゃん」のひとりごと

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今月もはや、中旬となり、

桜花も葉桜となりつつあります。


今朝、早朝散歩い向かう途中、デジカメ

↓我が家からすぐ近くにある「どんぐり広場」でデジアメ…A.M6時5分頃


↓ 明倫小学校の正門前…A.M6時25分頃

今朝、早朝散歩から帰宅後、

床の間に、

江戸期後期、与謝蕪村に「尾張名古屋は士朗(城)でもつと」と云わせた

俳人井上士朗の「サクラ」を詠んだ書軸2本を鑑賞。
句の詠み

 つく~~(つくづく)と 見てをれば散る さくらかな

                     朱樹 士朗

 🔶琵琶園句集 乾 巻之一 春 に記載されている句です。
    
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↓ 拡大

 赤□で囲った句の詠み

  散花は 又さくまでの さくらかな

(注)↑の句の詠み…私の詠みです。誤読かも??
右から

・おちばはく おとさえ庭の しぐれかな

・瀧川や 山ほととぎす 松の風

・雁金に 烏(からす)のまじる かただ(堅田)かな

散花は 又さくまでの さくらかな

・うぐいすの 花からも啼けり 月と梅

    巳末四月朱樹叟士朗㊞ 
    (注)巳末四月…安政6年(1859年)