私「洋ちゃん」
若い頃から、古典短歌にも興味があり収集に努めてきました。
しかし、私はもう73歳にもなりそろそろ整理しておく必要があると感じつつあります。
ボツボツと整理をしながら古典短歌シリーズとして紹介させて頂きます。
今は、尾張関連の歌人を取り上げています。
※すでに紹介済(ブログ済)の作品もありますがよろしくお願いします。
(官庁の資料館・大学等への寄贈を望んでいます。ご連絡お待ちしております)
今回は、
名古屋住の歌人、明治33年没、
石橋蘿窓の短冊・書軸を紹介させて頂きます…古典短歌(尾張人)№17
(注)詠みは誤読しているかもしれません。
正しい詠みを教えてください。
よろしくお願いします。
詠み
「秋の末もりやまにて」
ひえ鳥の 群は嵐に 明くれて ゆふ日さびしき 山かげの庵
「雨後花」
けさみれば にほひくたかる ち子桜 よるの雨こそ 乳ふさなるらめ
・幕末明治の国学者。
・江戸の豪商石橋弥兵衛の次子として江戸に生まれる。
・のち居を名古屋に移すが、江戸在住時には、国学を前田夏蔭に学び、歌道を
小山田与清・橘守部・本間游清・井上文雄などに従学し学問の基礎を培う。
・名古屋では植松茂岳に従い、さらに国学を研究するも、出家の念止み難く、の
ち行脚して高野山に登り修行、法印に叙せられる。
・二十一歳の時尾張国末森入舟山に遁世し、終生そこで修行に励んだ。
・明治三十三年没。
・享年八十七歳。