今朝、早朝散歩の途中、東区泉3丁目にあります
佐野屋の辻にある善光寺街道道標と「中村家」の石碑
をデジカメ。
300年ほど前(名古屋城築城のころ)丹羽郡千秋村佐野(現在の一宮市千秋町)から、
中村清左衛門が北西角に酒屋;佐野屋を始め、
その後、
次代中村清左衛門の五男、中村与右衛門が分家して南東角に味噌屋;佐野屋を開き、共に
繁盛し豪商となった。
それで、「佐野屋の辻」と呼ばれるようになる。
◎善光寺街道道標
この道標は、明治十年(1877)歯科医加藤新兵衛が私財で建立。
道標の裏側には「いれば業加藤新兵衛」とあり。
(注)この道標は道路拡張により、少し東に移設されている。
「☜京大坂道」…西は鍋屋町から五条橋を渡って京大坂へ。
「☜善光寺道」…大曽根・勝川…を経て善光寺へ
◎「中村家」の石碑が歩道の植え込みにあり。
石碑には
「中村家発祥之地 昭和五十年八月十二代当主」と刻まれる。
佐野屋の今昔
(佐野屋は、酒・味噌・しょうゆを扱う大店でした…上述参照)
酒屋佐野屋はすでに廃業しているが、
味噌佐野屋は大正8年に浄心へ工場を移すまでこの地で製造していたが、
現在は(株)キッコーナに引き継がれているそうです。
↓
キッコーナ株式会社のホームページより
沿革
創業300余年の歴史をもつ当社は、佐野屋與右衛門が元禄初年創業。
大正8年有力5醸造家が合同して名古屋味噌溜株式会社を西区に設立。
愛知県を中心に中部地方に販路を開拓する。
愛知県を中心に中部地方に販路を開拓する。
と記載あり。
(付記)
2012年6月23日にタイトル
としてブログしました。
こちらも、是非ご覧ください。
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