書家:大島君川の短冊「仙客来遊雲外嶺 神龍栖老洞中淵」 | 「洋ちゃん」のひとりごと

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先日、

趣味で収集している、短冊・書軸の一部整理をし、 

その中、まだ未紹介の作品をまとめました。

ボツボツ紹介させて頂いています。

 

今回は、

名古屋出身の書家で、戦前に活躍された、

恒川宕谷門の大島君川の短冊を紹介させて頂きます。

 

石川丈山昨の詩「題;富士山」の一部分です。

   「仙客来遊雲外嶺 神龍栖老洞中淵」

     

  


詩の意味…ネットより引用

仙人が来て遊ぶといわれる神聖な富士山の頂きは、雲を突き抜けて高くそびえている。

山頂にある洞窟の中の淵には、神龍が年久しく栖んでいると伝えられている。
山頂あたりは純白の雪に覆われ、ちょうど白絹(しらぎぬ)を張ったようで、立ち昇る噴煙は、その扇の柄のように見える。

まるで東海の大空に白扇が逆さまにかかっているようだ。

 

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