昨日まで、
・名古屋市内「古い絵葉書」シリーズ(№1~№24)
・明治39年5月印刷・発行の「名古屋金城及名所圖」シリーズ(№1~№6)
を紹介させて頂きました。
今回からは
昭和12年(1937)名古屋市の臨港地帯(現港区内)で開催された、
「名古屋汎太平洋平和博覧会」に関係する、
私「洋ちゃん」が収集している、
資料(主に絵葉書)をシリーズとして紹介させて頂きます。
よろしくお願いします。
昭和12年開催された
「名古屋汎太平洋平和博覧会」シリーズ…№1
↓ 絵葉書
名古屋汎太平洋平和博覧会
昭和11年(1936) 名古屋印刷製
(付記 1)
「名古屋汎太平洋平和博覧会」は、
昭和12年(1937)3月15日から5月31日まで、のべ78日間にわたって開催された名古屋市主催の博覧会。
日本国内のみならず、環太平洋地域から29ヶ国ほか都市、地域などからの出品を含めて、総計37ケ所の参加があり。
入場者は480万人に達した。
(付記 2)
この年(昭和12年(1937))には、
・2月には新名古屋駅が竣工し
・3月には東山公園に動物園と植物園が開園した。
名古屋にとって飛躍の年となる。
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(追記)
「名古屋汎太平洋平和博覧会」について
2015年9月6日タイトル
「名古屋汎太平洋平和博覧会 」としてブログしました。
その内容の一部をコピーしました
港区役所の南、港北公園の中に設置の、
名古屋汎太平洋平和博覧会の案内標札をデジカメ…後方は平和橋 ↓
↓ 名古屋汎太平洋平和博覧会の案内標札です
↓ 拡大
↓ 平和橋に貼付けの案内板
名古屋汎(はん)太平洋平和博覧会について…ネットより一部引用
・1937年 (昭和 12年)3月15日 ~5月31日(78日間)まで
名古屋市 南区熱田前新田(現・港区港明)で行われた博覧会です。
・市の人口が100万人を突破するなど発展を続けており、
市の宣伝のために博覧会を開くことが議会で発案された。
・しかし、1940年(昭和15年)に東京と横浜で紀元2600年 を記念した万国博覧会
が計画されていたことから、それに配慮して「汎太平洋」という名称になった。
・博覧会開催にあたっては、以下の3つの目的が掲げられた。
広く内外産業文化の現状を紹介する
わが国の産業の振興と日本文化の宣伝を行なう
関係各国民の平和親善と共同の繁栄に資する
・「平和」を銘打ったもののこの博覧会は日本では第二次世界大戦前で最後の
一大博覧会となり、終了2か月後には日中戦争が勃発している。
・付記
会場 名古屋市南部臨港地帯の15万坪
出展国 太平洋沿岸諸国および名古屋市との友好国 全29カ国
出展物 産業、社会、科学など
入場料 大人=60銭、子供=30銭、軍人=30銭
入場者数 約480万人
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(20,951歩)