糟谷磯丸の新聞記事に題「家内安全」の作品が載る…「糟谷磯丸シリーズ」…№1 | 「洋ちゃん」のひとりごと

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先日、

3月5日(月)中日新聞夕刊8ページ(☆文化・芸能蘭)に下記の記事があり。

糟谷磯丸㊤の記事です…スキャンする

実は、私「洋ちゃん」現役の頃に、

糟谷磯丸の「まじない(呪い)歌」に興味を感じ、その作品収集をしていました。

田原市博物館や渥美資料館等の、磯丸ゆかりの地にも訪ねています。


収集している作品を整理しながら、

ぼつぼつと(ゆっくり)「糟谷磯丸シリーズ」として紹介させて頂きます。

よろしく、お願いします。


「糟谷磯丸シリーズ」…№1

上記、新聞記事に記載されている、

糟谷磯丸自筆による

 題「家内安全」

の書軸作品2副(本)を紹介。

            (私の収集品です)

・相当に古い書軸で、江戸時代後期の書及び表装です。
・シミがかなり多く老朽化が大きいですが大切に仕舞っています。

詠み方

「家内安全」

むつまじく 君もろともに すみよしの まつに契りて 千世も栄えよ

     八十五翁 磯丸


糟谷磯丸(1764~1848)の略史

・江戸時代後期の歌人。
・宝暦14年5月3日生まれ。

・三河・伊良湖の漁師。

・40歳近くで文字を覚え,芝山持豊,新見正路の指導をうける。

・平明な歌風で多作し,歌は病気・災厄よけとして庶民に信仰された。

・嘉永元年5月3日死去。85歳。

・名は別に貞良,磯麿。通称は新之丞,半之丞。
 

(追記)

2011年10月10日にタイトル

糟谷磯丸園地(伊良湖岬先端にあり)・・・渥美半島へその2  

としてブログしました。

↓ その一部を下記にコピーしました。

「洋ちゃん」のひとりごと

 糟谷磯丸園地内にある石碑

詠み方…家内わかふの歌よみてよとありけれは

むつまじく 君もろともに 住のえの 松に契りて 千世もさかえよ 

                               七十九才磯丸
 (付記)  

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⇒令和元年8月3日に

  Y市歴史民俗資料館へ寄贈しました