尻冷し地蔵…春日井市大泉寺町443 | 「洋ちゃん」のひとりごと

「洋ちゃん」のひとりごと

 人生いろいろ楽しもう

先日、春日井市大泉寺町443(下街道沿い)に鎮座する、

尻冷し地蔵をデジカメしてきました。  
   

尻冷し地蔵について

(春日井市ホームページ…歴史と文化財より引用)

・江戸時代初期[正保4年(1647年)]の銘があり内で昔の面影を残す最古の地蔵とされる

 石仏。

・かつては台座の下から清水が湧き水で尻を濡らしていたことからこの名があり。

・昔、敵に追われた手負いの武士が清水で傷口を洗いのどをうるおしていたところ、追手に

 発見され討たれてしまう。

その霊を慰めるため、その清水の上に建てられたのが、このお地蔵であるといわれている。

       

(付記)

・江戸時代の俳人・横井也有が,名古屋城下前津から内津に行く途中で,大泉寺を過ぎ

 ると台石の下からきれいな清水が湧き出ている地蔵さまを見た。

そこで『尻冷やし 地蔵はここに いつまでも しりやけ猿の 心ではなし』という歌を,1773(安永2)年に残している。

 

標札

デジカメ



(追記 1)

↓ 尻冷し地蔵の左下のあり…小ぶり

↓ 尻冷し地蔵の道路(下街道)を挟んだ反対側に中部大学があり


(追記 2)

石碑(標石)に杉屋佐助さん寄贈の氏名があり。

★杉屋佐助…江戸末期、尾張を中心に多くの石造物を寄進された人。

 

(追記 3)
横井也有ゆかりのお地蔵さんと知り、満足満足!!

 私「洋ちゃん」、江戸期の俳人・横井也有の作品20点程、収集しています。

(文献)