『茶道向きの焼物』シリーズ№9です。
日面窯山崎道正造 黒茶碗を紹介させて頂きます。
この茶碗は昭和49年頃に購入した私の収集品です。
山崎道正略歴…ネットより転写
・初代黒田陶々庵に才能を見いだされその後加藤十右衛門に師事。
・その後、岐阜県に日面窯を拓く。
・昭和16年生まれ富山県出身。
・早逝の才能豊かな陶芸家、惜しまれる! 残された作品も少ない。
・現在は、御子息が窯を継いでおられる。
瀬戸黒について
別名「引出黒」 、瀬戸焼の一種。
鉄釉を施し焼成中に窯から引き出して急冷させる。
黒色の鉄釉が掛かった茶碗が多い(腰に角があって底は平らである)。
あらかじめ窯内の戸際に接近して置いておき適度の頃に引き出すので、引出し黒の名がある。
ひとりごとです
黒茶碗とお茶の緑色の取り合わせはピッタリ…私好み!!。
呑み終えた後に、
絵模様をじっと眺めていますと~気持ちは穏やかに、ゆったりした気分に。
この茶碗の作者、山崎道正さんと私
私は30歳頃には茶道陶器にかなり関心を抱いておりました。
道正さんの可児市大萱にある窯場を数回訪ねて美濃の陶芸についてお話を聴取…
道正さんは私より4歳年上です。
★昭和50年に窯場を訪ねた際、突然に亡くなられたと奥様からお聞きしました。
あれから42年経過…。
道正さんと楽しく会話しました…懐かしい思い出です。
(10,005歩)