大谷句佛の句:「蛙なく 山家の茶事や 春の雨」…句佛句集シリーズ №2 | 「洋ちゃん」のひとりごと

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大谷句佛様は、

明治~大正~昭和時代(戦前)にかけての著名な浄土真宗の僧で俳人です。


私「洋ちゃん」、大谷句佛様の作品、数点を所有しています。

既に、ブログ済みの作品のうち「詠み方」について多く『誤読』しています。


先日、図書館にて「句佛句集」を見つけお借りしてきました。


句集を基にして、

正しい「詠み」を調べ「句佛句集シリーズ」として整理(読み直し)させて頂いています。

句佛句集シリーズ №2です。


「蛙なく~~」の句を紹介させて頂きます(書軸)。

     「カエル イラス...」の画像検索結果

詠み 

「蛙なく 山家の茶事や 春の雨」四月頃に掛けています。

                句佛

※大正十四年の作品(句)
   
  拡大下は図の部分         ;句の部分        落款
 


左の本、

 発行 ;昭和三十四年四月一日

 発行所;読売新聞社

この本の、

196ページに記載されている句です。



 

 

大谷句佛の略歴(東本願寺23世)

浄土真宗の僧・俳人。東本願寺世。

・京都生。昭和18年(1943)寂、68才。

・二十二世光瑩(現如上人)の次男。

・諱は光演、彰如上人、句仏は俳号。

・絵画は幸野楳嶺・竹内栖鳳、俳句は河東碧梧桐に就く。  

・著書も多い。