芭蕉句,井上士朗拝書及び画人、鳳洌筆による翁像の書軸 | 「洋ちゃん」のひとりごと

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私「洋ちゃん」、

 画人、鳳洌筆による松尾芭蕉翁像、

 芭蕉句、井上士朗拝書による書軸を持っています。

紹介させて頂きます。


 

井上士朗は、江戸中期~後期にかけての尾張の著名な俳人です。

 ※井上士朗の伝記についてはブログで何度も紹介させて頂いています。

(芭蕉翁像を描いた)画人、鳳洌について調べましたが履歴(画歴)は???です。

 ★ご存知の方は是非お教えください。お願いします。


◎私は、井上士朗の俳句作品を若い頃から結構多く拝見しています。

 私の見立てでは、この作品は真筆と信じています。

 ※書体、表装の状態、箱生き、汚れの状態より判断…。


(付記)
相当の時代を経過しているため、自然の消耗、
老朽化、汚れ、虫食い等も多々ありますがお気に入り(自慢)の一点で大切に保管しています。

      
句の詠み

けふばかり人も 年よれ はつしく(ぐ)れ

                   士朗拝書
句の意味

初時雨がわびしく降ってきた。

今日だけは誰もこの初時雨の情趣にふさわしく老年の境に立って、しみじみ味わってほしいものだ。

拡大
   
  
 松尾芭蕉集(上) 271ページよりスキャン

この箱にいれて保管しています

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(追記)

以前、芭蕉の句で(牧)楚山画に得田南齢讃の書軸を所持していました。

この作品は、今年の2月、某N博物館に寄贈しました。


詳細は、

2012年7月9日にブログした

 タイトル「芭蕉の句「もの言えば 唇寒し 秋の風」をご覧ください。

お願いいたします。


下に、その作品をスキャンしました

芭蕉の句で(牧)楚山画に得田南齢の讃です。

  「もの言えば 唇寒し 秋の風」です。
      



(25,746歩)