私「洋ちゃん」、
瑞穂区某史跡案内の会に所属させて頂いています。
一昨日(20日)
名古屋市瑞穂生涯学習センターの依頼を受け、
仲間の皆さんと、
瑞穂区内、通称「ふるさと歴史のみち」を案内してきました。
(コースは下欄にスキャン)
立ち寄り、案内した箇所は下記です。
(注)このブログで以前に紹介させて頂いている箇所です。
下記では概説のみを記述…詳しくは過去にブログした内容をご覧ください。
コースの一部でデジカメ…参加者のお姿が極力写らないように配慮しています。
記
「へそのを」をまつったとされる碑 ↑
・曹洞宗。慶長3年(1598)熱田の地に創建され昭和13年現在の地に移転した。
・尊は愛敬薬師瑠璃光如来で弘法大師の作と伝えられている。
・境内には秋月院殿花顔桂秀大姉の「へそのを」をまつったとされる碑がある。
・慶長年間の建立。
2.田光八幡社…下の地図では⑧
・クスノキ、ムクノキが立ち並び閑静なたたずまいをみせるこの神社は、
明治31年の竣工。
・仁徳天皇、応神天皇などをまつる。境内の中でひときわ大きく樹高25m、
幹回り7mのクスノキは別宮白竜大神の神体となっており弘法大師手植えと伝えられている。
・また境内には夫婦円満の木とされる、ムクノキとエノキの和合の木もある。
3.大喜寺…下の地図では➈
鎌倉時代の石仏としては市内唯一 ↑
・増益山と号し、真言宗豊山派で高野山弥勒院に属する。
・創建は正保元年(1644)と伝えられる。
・本尊の大日如来は熱田神宮本地仏とされる秘仏。
・境内に安置される地蔵座像石仏は、もと鎌倉街道沿いの寺山地蔵塚にあったと伝えられ
扁平な花崗岩の中央に地蔵菩薩の座像を彫り、光背を彫りくぼめてある。
・鎌倉時代の石仏としては市内唯一。
4.津賀田神社 …下 の地図では⑪
・古木がうっそうと繁り荘厳な雰囲気のこの社は、仁徳天皇を祭神に天照大神を配祀する。
・若宮八幡あるいは井戸田八幡とも称され、神社は古墳の上に建てたと伝えらられる。
・この辺りは松原が長く続き長森とも呼ばれ「本国神名帳」には従三位津賀田天神と呼称
されたとある。
・龍泉寺から発見された社宝の古写大般若経六百巻は、戦災で十巻余余を残し焼失した。
・奥書によれば500~800年昔のものである。境内には浜神明社のものと対をなす
斗帳寄進碑がある。
亀井水 ↑
・行基の開山とも伝えられ、曹洞宗、熱田円通寺の末寺。
・本尊薬師如来は聖徳太子作と伝えられる。
・源頼朝の誕生地であるという説があり、表門脇の亀井水は、頼朝が産湯の水に
使ったといわれている。
・また境内には昭和58年まで残っていた大黒塚の塚上にあった大黒石(原始五輪塔という説も
ある)という古石が保存されている。
・治承3年(1179)太政大臣藤原師長は、平清盛のクーデターによって尾張国井戸田の
田嶋へ流された。
・師長は琵琶の名手。今様に堪能で、配流の1年有余を鳴海潟を眺めながら琵琶を
弾ずるなどして自らを慰めたところである。