吉沢義則「和歌書切」…いつしかも | 「洋ちゃん」のひとりごと

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私、所有の

国文学者・吉沢義則「和歌書切」を紹介させて頂きます。




詠み方

いつしかも にとせを松と 相すみて

 老(おい)せぬ鶴の よわひしらすも  義則   
       

意味

老いることのない鶴の年齢を知ることもなく、

二十年の歳月をおめでたく松とともに過ごしてきたことよ。 
      
吉沢義則の略史

・国文学者・歌人。

・京都帝大教授・文学博士。愛知県生。

・学生時代に「若菜会」で活躍、

 その後は国語・国文学の研究に従ったが、

 雑誌「帚木」、歌集『山なみ集』等創作活動

 も意欲的に行った。

・昭和29年(1954)歿、79才。



共箱です

 

⇒27年5月8日に、

   K市〇〇記念館へ寄贈しました。