横井也有の句 2首:「浦風の……」「平皿に……」(也有その24) | 「洋ちゃん」のひとりごと

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今日、

愛西市八開郷土資料室で、

江戸時代、中期~後期に尾張地方で活躍した

俳人・横井也有の作品等を楽しく、興味深く鑑賞した余韻があり。


也有・自筆の短冊2枚を抽出し、紹介させて頂きます。

 

★「ありづか」集・冬の部 2066に記されている句です。


詠みです
浦風の

  又蒔なをす

    千どり哉(かな)

           也有

 

※千鳥…冬の季語


千鳥とは特定の鳥類を指す言葉ではなく、

 水辺に生息する小型の鳥のことをいいます。

たくさん居るので

 千鳥と呼ばれるようになったといわれています。

浦風…海辺を吹く風。浜風。

               (ネットより)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

★「ありづか」集・春の部 1641に記されている句です。

 


 

 

詠みです

平皿に

  海をちゞめて

    もづくかな(海雲哉)

         也 有