明治から大正時代に活躍し、宮内省宮中御歌所の寄人であった、
阪 正臣の肉筆「おみなえしの画賛」
を紹介させて頂きます(絹本・軸装です)。
(私の収集品です)
・昨日、阪 正臣の書画を整理していて、この作品が出てきました。
・秋の軸で、季節はずれですが紹介させて頂きます。
詠み方(私の詠みです。誤読かも?)
ことくさは ねたしと思はむ おみなへし
なまめく中に たてるをはなを
ねたし・・・寝たし
おみなえし(女郎花 )
なまねく・・・みずみずしくて美しい。清らかである。上品である。優雅(情緒が)である。
たてる(立てる)・・・ある場所にものを縦にして位置させる。 起き立った状態。
(付)秋の七草=秋に花が咲く七種の草。
ハギ、オバナ、クズ、オミナエシ、フジバカマ、ナデシコ、キキョウ。