先日(11日)あま市(旧、甚目寺町)にあります「萱津神社」を訪ねました。
漬物の発祥地といわれ「漬物の神様」で有名なお宮さんです。
8月21日に「香の物まつり(漬物まつり)」が催された新聞記事を読み興味がわき赴く。
「香の物まつり(漬物まつり)」はあま市無形文化財に指定されています。
本殿・・・祭神は、野を支配する鹿屋野比売命(かやのひめのみこと)です。
境内奥にある「香の物殿」と「連理の榊」への案内標札
「香の物殿」と「連理の榊」の前にいる‘狛犬”
「香の物殿」です・・・茅葺きのこじんまりとした建物で姿に厳かさがあり。
※香の物の起源は、
昔、農家の人たちが塩と初もののウリやナスをかめに入れて供えたところほどよい塩漬けになり、当時の人々は雨露にあたっても変わらないその味を神からの賜りものとした。
これが、我が国の漬物の始まりといわれている。
香の物殿は、
伝説では日本武尊が立ち寄った際、村人が漬物を献上。日本武尊は喜び「藪に神物」と言い、漬物を「香の物」と呼ぶようになったと伝えられる。
連理の榊がお祀りされている社(奉安殿)
※連理の榊(れんりのさかき)について
雌雄2本のサカキが地上2メートルのところで連理となった榊の木で、萱津神社の御神木になっています。
現在は枯れて、社の中にお祀りされています。
日本武尊が植えられたという連理のサカキに由来するものとの事です。
境内に建つ。