今日(14日)床の間に、
江戸時代後期に名古屋城下で武家や庶民の人気を集めた、
やまと絵画家、田中訥言の画「淡彩・馬上貴人図」を飾りました。
(私の収集品です)
(注)「淡彩・馬上貴人図」の画題は私が決めました。
…(図柄の様子より決める)
・相当に古い軸で折れシワも多く、傷んででいますが大切に保管しています。
・下軸は本象牙を使用されています。
・田中訥言の画を知るには充分に参考にできる作品と自我。
絵の具の種類・落款・表装の状況より真筆と信じています。
当時の様子を模写した図柄です。
床の間で正座し想像しながらじっと鑑賞
しているとその時代の様子・風景等が
分かってきて楽しくなります。
この図録で
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(付記)
私「洋ちゃん」は‘田中訥言の画”の軸をもう一本収集しています。
松を描いた図で、
賛の詠みです(私の詠みです)
家人の(いえびとの) まつりに
ひかれて かへるかほ
あかね子(し)色(白かも?)の
野へ(べ)の夕くれ
(大国)隆正
大国隆正(1792―1871)
維新期の国学者。津和野(つわの)藩士。
寛政4年11月29日、江戸藩邸に生まれる。
神仏分離や廃仏毀釈(きしゃく)などの神道主義を指導し、明治初年の神祇行政に多大の影響を与えた。
明治4年8月17日80歳で没す。『本学挙要』など著書多数。