今日(13日)
瑞穂区某史跡案内の会の勉強会(見学会)で
瑞穂グランドの東にあります「あゆちの水(伝承地)」を
訪ねました。
私「洋ちゃん」始めて赴いた場所です。
「あゆちの水」について、
江戸時代末期に作られたあ・ゆ・ち・水と刻まれた石の井桁を瑞穂運動場建設現場で地元民が見つけ保管。
尾張の名水の一つで、万葉集に詠まれた「小治田の年魚道の水」はここであるという説がある。
小治田(おはりだ)=尾張田 年魚道(あゆち)=愛智=あいち
直径1m、深さ3mほどの井戸で日照りが続いても水が枯れなかったと言われ、多くの人々が利用していた。
戦後は荒れ果てたままになっていたが、昭和52年に地主から土地を借り、地元の有志の人たちの協力により現在地に再現した記念碑が建つ。
(名古屋市瑞穂区史跡散策路より)
(付記)
歌の意味を詳しく詠む。
こんこんと寸暇も休むことなく湧き出ている小治田の年魚市の水よ、
その泉のうまさのために旅人は来たりて、絶えずその水を飲んでいく。
このように吾妹子に対する自分の恋心はとどまることはない。
「あゆち水」歌碑の下段に
万葉歌が原文のまま刻み、「津賀田神社社司従七位野々山彬」とあり。
碑は、昭和11年(1936)4月「横江信行建立」と銘が彫られている。
横江氏はこのあたりの山林所有者であった。
このあたり一帯は八事層という洪積層の西縁で、山崎川も流れており湧水はいっぱい湧出。
あゆちの水(伝承地)です
名古屋市教育委員会設置の名勝標札
直径1m、深さ3mほどの井戸です(前・横・斜めからデジカメ)
左)碑の後に「横江信行建立」と銘が彫られている。