先日(18日)
春日井市にあります
‘内々神社”を訪ねた際、
境内に下記の看板が建っていました。
看板に記載の、
鶉衣の作者で俳人の横井也有について、私「洋ちゃん」は興味があります。
(也有作品の収集をしながら、私のこのブログで紹介しています)
★4月19日にブログしましたタイトル「内々神社」も是非ご覧ください。
☆麓から しら(白)むよあけ(夜明)や 蕎麦(そば)畑
句意
「蕎麦畑が一面の花盛りで白くみえる。夜明けで空が白んでいく。
ここでは空からでなく麓から白んで夜が明けるかのようだ」
☆名もに(似)たり 蔦(つた)の細道 うつつ山
※「伊勢物語」に、
主人公が宇津谷峠(現静岡県)でツタ・カエデの茂った細道を行く場面があり
句意
「宇津谷(うつのや)と内々(内津)と名はもとより、
蔦の葉の茂った細道も「伊勢物語」と似ている内々(内津)だ」
(付記)
内々庭園にありました。
内々庭園にありました。
横井也有翁の句「這ひのぼる、蔦もなやむや、天狗岩」碑 蘇水書
蘇水は前春日井市長鈴木義男氏です。
句意
※内々神社の奥の院に登る途中に右の方に天狗岩を言われている巌があり。
「這いのぼる蔦も、さすがにこの天狗岩だけは登りかねてなやんでいる」