今日(31日)
名古屋市北生涯教育センター主催の講座で
北区志賀町一丁目にあります
「大聖山 安栄寺」を訪ねました。
大聖山 安栄寺は、
万松寺の末寺・曹洞宗のお寺です。
名古屋城の鬼門除けとして、城内から大聖不動明王が奉遷されている。
境内に、室町時代の様式をもつ市指定文化財六地蔵がある。
上下二段に三体ずつ浮き彫りにした小さな石仏である。
(北区史跡散策路より転写)
室町時代の六地蔵は、
硬質砂岩の板碑(いたび)〔平板な石に地蔵を刻んだもの〕に、上下二段に三体ずつの地蔵さまが浮き彫りにされている。
この六地蔵は志賀公園の東北隅の墓地にあったものを安栄寺に移したもの。
どのような思いで、志賀の里の人が、この六地蔵を立てたかは不明。
境内にある「安栄寺六地蔵石仏」の由緒を記した案内看板
この石造りの中に
‘六地蔵石仏”
が保管されています。
「大聖山 安栄寺」
の山門です。
六地蔵の仏教の考え方では…(六道思想)
人間は死ぬと六道(ろくどう)のいずれかに、生前の行いによって、行く思想。
生きている時、
よい行いをした人は、次に生まれてくる時も人間になることができる。
悪い行ないをした人は、地獄におちていく。
地獄を表す檀陀地蔵、
餓鬼道を表す宝珠地蔵、
生道を表す宝印地蔵、
阿修羅道を表す持地地蔵、
人間を表す除盖障(よがいしょう)地蔵、
天道を表す日光菩薩地蔵
をいう。