今月29日から名古屋市博物館で『(松尾)芭蕉』展が催されます。
昨日、この展覧会のパンフレットを受領してきましました。
パンフレットで、最初に『芭蕉』の句
‘古池や 変蛙飛び込む 水の音”
‘物言えば 唇寒し 秋の風”
の二句が最初に紹介されています。
私「洋ちゃん」は芭蕉の自筆ではありませんが、
「もの言えば 唇寒し 秋の風」の句の軸を有しています。
(牧)楚山画で得田南齢の讃です。
この句は、『蕉翁句集』によると、元禄四年作だそうです。
画は、「芭蕉 旅立ち」の図です。
展覧会で展示される句と
同じ句の軸を有していますと何か嬉しい気分です!!
芭蕉展のパンフレットをスキャン
「翁・座右銘」
人の短をいふ事なかれ、
己が長いをとく事なかれ。
(ネットより転写)
(牧)楚山の略歴(ネットより転写)
江戸後期の画家。
円山応震の門人。
天保時代頃の人。
得田南齢(ネットより転写)
1837年~1899年
詳細は???です。
(付記)
「もの言えば 唇寒し 秋の風」の口語訳です。
「なにか言うと、秋の風で唇が寒いことだよ」。
意 味: 余計なことを言うと、それが原因となって災いを招く。
解 説: 人の短所を言ったあとは、むなしい気分になることから転じて。
(人の悪口を言えば、後味の悪い思いをするということ。
また、よけいなことを言うと、そのために災いを招くということ。)
類義語: 言わぬが花/言わぬは言うにまさる/災いは口よい出ず/雄弁は銀、沈黙は金