「仕合わせ」・「幸せ」について。
昨年のNHK大河ドラマ「江」の最終回の場面で‘江”が
徳川秀忠”に私は3人のよき夫に恵まれ「しあわせ」ですセリフがありました。
(番組の上では「淀・初・江」の3姉妹とものよき夫に恵まれ「しあわせ」の人生を過ごしています)
この時代の(昔の)縁組による「しあわせ」の意味を私なりに理解する。
(近代は政略結婚という批判的な見方されていますが)
私の考え(思い)です…1年間「江」の大河ドラマを見ての思いです。
当時の人(特に女性)にとっては、情勢の成り行き如何で生死を左右されたのでは。
つまり、縁組は人生をかけるほどの重要なことであったのではないか??。
※時の女性は、
男性優位の中でも「しあわせ」の結果を生むために
様々な努力をしただろうし、時には大きな決断を要したのでは
そして「しあわせ」を得たのでは!!
……………………………………………………………………………………
(追記)
「あわせ」は漢字では「仕合わせ」「幸せ」と書きます。
その違いは??
辞書、ネット等で調べました。
現在は「幸せ」と書くが戦前の文章では「仕合わせ」と書いてあるとの由??
広辞林では
「仕合わせ」…運命の吉凶。まわりあわせ。運。「仕合わせがいい(悪い)」
「幸せ」…よい運にあうこと。恵まれていること。幸運。幸福。
「幸せな家庭」「幸せに暮らす」
古語辞典では、
「仕合わせ」と記載あり(「「幸せ」は記載なし)
①事の次第。なりゆき。始末。
※「しあわせ」の近代化
「幸せ」を感ずる時のみ「しあわせ」の言葉を発する。
例)「美味しいものを食べている時幸せを感じる」
「お風呂に入っている時幸せを感じる」
「寝ている時幸せを感じる」