大谷光演(句佛〉様の字句「遠慶宿縁」の掛軸です。
(私の収集品です)
左端に「名古屋別院宗祖大坊(?)六百五十回遠忌記念 光演」と記載あり。
光演…明治後期の東本願寺第23代法主(真宗大谷派)
名古屋別院…真宗大谷派名古屋別院(東別院)。
宗祖とは…一つの宗教・宗派を興した人。開祖。祖師。
この書では‘親鸞聖人"を言う。
ネットによると、
今年2011年に名古屋別院で「親鸞上人七百五十回遠忌記念」が行なれたとの事。
書面は印刷です。
記念品のマクリ書を何方かが紙本表装し大切に保管されていた作品と推測…??
私は字句がお気に入りで購入しました。
詠み方を調べました。
「遠慶宿縁」です。
「遠慶宿縁」とは、
*遠く過去から宿縁を慶べ(よろこべ)。
*遠く宿縁を慶べ。
巡り巡って釈迦の教えに遇えた縁を慶ばずにおられない。
(宿縁…仏語。前世からの因縁。宿世(すくせ)の縁。宿因。すくえん。)
大谷光演(句佛〉の略歴
1875. 2.27(明治 8)生~1943. 2. 6(昭和18) 京都市東六条生れ。
明治後期の東本願寺第23代法主(真宗大谷派)・俳人。本名は光演。
幼名は光養麿、法名は彰如、号は句仏(クブツ)・春坡・蕪孫・愚峯・獅子窟主人。
第22代法主大谷光瑩(コウエイ)の次男。
1884(明治17)得度。1908(明治41)東本願寺第23代法主。
鉱山事業に失敗し、1925(大正14)隠退。