千種有功(ちぐさありこと)の題‘蛍”の短冊です。
詠み方(私の詠みです。誤読あれば教えて下さい)
とふ(ぶ)蛍 涼しとは(ば)かり みつ(づ)くめ(す?)は(ば)
おもひなき身(み)の うへ(え)にこそあれ 有功
千種有功(ちぐさありこと)
寛政8年(1796)生~安政元年(1854)歿
江戸後期の歌人。家号は千々廼舎、鶯蛙園、在琴。有条の子。
有栖川宮織仁親王、久世通理に入門する。
香川景樹、賀茂季鷹、黒沢翁満、橘千蔭らと交わり新風を興した。
四条派の画、書を能くした。正三位右近衛権中将を務めた。