先日、
名古屋市能楽堂で開催されています
「特別企画展 伊勢門水展」に出かけました。
(一昨年、昨年に続き三回目の展示会です)
伊勢門水展
明治から大正にかけての名古屋を代表する文化人であった伊勢門水。
門水は狂言共同社の創立者の一人で、狂言に関連して狂言画、能画を描き、陶器の絵付けなど大変な趣味人でありました。
祭りが大好きで、名古屋市内の祭りを調査して「名古屋祭」という本を出版、これは現在でも明治期の名古屋の祭礼に関する一級の資料となっています.
展示は、
「門水と狂言」、
「門水と名古屋祭」、
「門水と郷土の焼き物」、
「門水の能絵」、
「門水と禅」、
「門水の生涯」
の6つのコーナーに区切り作品を展示します。
伊勢 門水
1859(安政6)年~1932(昭和7)年。 享年73歳。
日本画家・商人。
名古屋生。姓は水野、名は宇右衛門、伊勢屋を屋号とする。
画法を独修し、能楽の画を能くした。
↑今年のパンフレットです
(左)
昨年のパンフlレットの裏面です。
「洋ちゃん」のひとりごと
門水の画は、「お祝い」「めでたさ」「祭礼」等の画風の作品が多いです。
観賞していますと、「喜び・楽しさ・うれしさ・ユーモア」が気持ち(心)の中に自然と湧き上がってきます。
ただ、画賛の文字が読みにくく、悩まされています。